お通夜とお葬式の違いについて解説。

お通夜とお葬式の違いですが、この2つは何が違うのでしょうか? それぞれの意味を知っておけば、服装に対する考え方も理解しやすくなるでしょう。

お通夜はもともと葬儀と告別式の前夜、亡くなったその日に夜を通して身内で行うものです。しかし、現在ではお通夜というと亡くなった翌日の夕方頃などに、一般の弔問客を迎えて1~2時間で行われるものを指すことが多くなっています。故人の仕事の関係者などで、翌日の告別式に都合が合わず出席できないという方は、「半通夜」と呼ばれるこの時に訪れて、ご焼香などをして故人とのお別れをします。

多くの場合、お通夜の翌日に、葬儀と告別式が行われます。

お葬式という言葉は本来お通夜と葬儀、告別式などの総称なのですが、現在では告別式と区別されずに使われることが多いです。葬儀は親族や遺族が故人の冥福を祈り、この世からあの世へと渡らせる仏教の儀式です。

告別式は、知人なども参列し、最後の別れを告げる仏教と直接は関わりのない儀式です。この葬儀と告別式も現在では葬儀・告別式として同じように扱われることがあります。少し複雑ですが、お通夜とお葬式は別々に行われるものということを覚えておきましょう。

仕事の関係者や知人であれば、お通夜かお葬式のどちらか一方に出席するか、時間が許せば両方に出席することになるでしょう。

お通夜とお葬式に着るべき服を男女別にご紹介します。

男性のお通夜での服装

お通夜は基本的に平服、つまり仕事用のスーツで出席します。喪服を着て行くのは、不幸を予想していたようでかえって失礼に当たるという考えもあるからです。色はダークグレーなどのダークスーツにします。ネクタイは黒か地味な色と柄を選ぶようにしましょう。しかし、同じお通夜でも、事情があって亡くなって数日後に行われている場合、とりあえずまず駆けつけるという意味合いが薄くなるので、喪服で参列するのもマナー違反にはならないでしょう。

女性のお通夜での服装

男性と同じように、黒やダーク系のワンピースかスーツ、アンサンブルで出席するのが基本です。短めの半袖、丈の短いスカート、透ける素材はNGです。バッグや靴も光沢のあるもの、ゴールドなどの装飾のあるものは身に着けない様にしましょう。

男性のお葬式での服装

お葬式では喪服を着用します。黒の礼服、白のワイシャツ、黒のネクタイ、黒の靴下、黒の靴の組み合わせです。黒の礼服は、ブラックフォーマル、略礼服とも呼ばれるもので、ダブル、シングルは問いません。

女性のお葬式での服装

女性も喪服を着用しましょう。黒のワンピースかスーツ、アンサンブルが一般的です。黒のバッグ、黒のパンプス、黒のストッキングと組み合わせるようにしましょう。

特にお葬式のための喪服は法事などにも使えるものです。なので、ネクタイ、靴、バッグなどと合わせて一式を揃えておけば慌てなくてすむでしょう。ない場合、喪服レンタルで借りましょう。また、冬用にコートも黒いものが必要となるでしょう。故人への礼の心を忘れず、マナーに適ったものを身につけましょう。